思い出したり

 空虹さんに妖精の回の選評の頭で褒めてもらった。エッジだって。エッジ。ふっふっふ。(日本語を探してみた。「崖っぷち」みたいな? え?)

 で、思い出したのだが、4年くらいは前になるかと思うが、その頃に500文字の心臓参加にあたって考えていたことがあるのだ。それは、はみ出す感じを目指したいということで、イメージで言うと、

こんな感じの(あれ、顔に見える?笑)オレンジ色のところ。
 灰色が境界線で、完全に内側に収まるもの(赤色)でもなくて、完全に外に飛び出してしまうもの(緑色)でもなく、境界線を踏んでいるもの。この境界線を何の境界線だと考えていたのか、思い出せないんだけど……( ̄ー ̄;) まあ、「超短編の概念」とか難しいことは考えてなかったですが。(笑)
 ここ2、3年は考えてなかった。言われて嬉しかった。あー、最近考えるのは、「誤字、脱字、打ち間違いに気をつける」ですよ。(笑)

順調な趣味

 一年の初めの更新なので順調なことについて触れてみようと思う。
http://d.hatena.ne.jp/nisanngaroku/20100325/p1
 ここの前半で言っている趣味が10,500円を超えた。
 1回につき1回以上クリックするわけで、もちろんこれ以外にクリックは常にするわけで、マウスってほんとにまあすごい使ってるよなあと驚く。

ミニ

3、3、2、で干された柿八つ


−−−−− キ リ ト リ −−−−−


「11月にコントン」


11月の河川敷は混沌としている
10月に見たススキの白の集合とセイタカアワダチソウの黄の集団
どこへでも行けそうな、上に広がる晴れてすっきりとした空に向かえそうな、あの帯のように伸びた白と黄の集まりはもはや一月前へと(あるいは500メートル下流に)行ってしまった(あるいはまだあるだろうか?)


11月の河川敷は混沌としている
なんだか枯れて茶色い部分
なんとなく花のような黄色い部分
夏のようではないけれど緑の部分
生え放題だが枯れ放題
「意図などないのだ」
水はたぶん下流へと下って行く
曇りがちな空の下
配られたぜんざいの温かさが優しく、甘さは控えめでなく、それに餅の柔らかさ
橋の上の私
11月の河川敷はコントンとしている


みんなまとめて冬へと向かっていく(あるいは春を夢見ているものも?)

たまねぎ

アパートの一階から三階まで干し柿、と思ったら二階は玉ねぎ
※ちなみに四階建てでした。


落ちて割れてる、枝で風に揺れてる庭木の実はたぶんアケビ? かと思ったけど違うな……
アケビはあんな形じゃなかった気が……。


帰り道の橋の上、私の前15メートルに前を気にする男子学生一人、そのまた20メートル前にも同じ鞄持った男子学生一人。
※妙な間隔でした。

シェルター

 500文字の心臓の116回のタイトルですよ。
 辞書やら引いてないんだけど、シェルターって守るもの。守ろうとする側の、あるいは少なくともニュートラルな立場での言葉かなあと思った。攻撃したい側から見たら、壁だろうなと思ったのだ。で、自作は、まあカタツムリの殻で、殻を脱いじゃったんですが、あ、これじゃ、比喩として「壁を壊す」って感じだよな、ってことは逆選狙いでしょうか? と思ったのでした。


祝・ザッハトルテ!!
 私、ガトーショコラガトーショコラ言ってました。ザッハトルテのようでした。さんざん、ガトーショコラが良いのに、良すぎてガトーショコラでお話書けないなあと思っていたのですが、〆切も過ぎ、いろいろ過ぎた後で、あ、「ガトーショコラとチョコレートケーキ」というタイトルで書けばいいのでは、とタイトルだけ思いついたのですが、本文は書いて居らないんですが、ザッハトルテだったのでした。どうも辞書でガトーショコラを引くと、チョコレートケーキに連れて行かれます。ザッハトルテもチョコレートケーキのようですが、説明の文がちゃんとついてます。ガトーショコラはフランス語なんですね。

トンボ畑

下はなんの畑だったのか、
草がぼうぼうだった気もする
道路に面したその一角の、
上はトンボ畑だった
昼は蝉が鳴き、
夜は秋の虫が鳴く
畑の下は夏で、
畑の上は秋
たくさんの小さめのトンボが飛んでいて、
いくらか日差しの緩んだ、それでも暑い八月の宙を