2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

詩について

さて、流行っているので(笑)詩と超短編について、というよりも、詩について。相手を詩だ、と思うと急に手放せた。超短編として読んでいて「分からないなぁ、うーん、うーん、うーん……」だったのが、「これは詩だ」と認識してみると、すとんと落ち着いた。…

あ、

果たしていつもは「ろく」な更新であるのか。「なな」とか「ご」ではないのか。サイト名を「ろくではありません」にしなくて良いのか。いや、しないけど。

矛盾ってこともない

今日はろくな更新はありません。

矛盾

今日の更新はありません。

「7」 月曜日の帰り道、道の端にごみ袋が七つ並んでいる。分かっている、今日はこの地区のごみの日なのだろう。だけれど、7つ一列に並んでいると、これは物語の途中か、あるいは始まるところじゃないかと思えて不思議だ。

「夏」ひっくり返った蝉起こしてやると、動いた羽ばたきをして飛ばない蝉ぽつりぽつりとたくさんの水草の白い花水量が減り、水草が茂る、その上で休む鴨八月の影は、もうどこか穏やかだ晴れ渡り、けれど、きっぱりとはしていない色の空に残暑お見舞い申し上…

「夜」雲は遠く、月はもっと遠く、星は延々と遠く、もっと遠くの月に、照らされた遠い雲から、のぞいている夜はすぐそば 「夜」隣の町を歩く。町中の猫が黒猫になっている。外灯に、窓明かりの光は、昼間の猫の色が、どうやら混ざっている。あの窓の明かりは…