2012-01-01から1年間の記事一覧
3、3、2、で干された柿八つ −−−−− キ リ ト リ −−−−− 「11月にコントン」 11月の河川敷は混沌としている 10月に見たススキの白の集合とセイタカアワダチソウの黄の集団 どこへでも行けそうな、上に広がる晴れてすっきりとした空に向かえそうな、あの帯のように伸…
アパートの一階から三階まで干し柿、と思ったら二階は玉ねぎ ※ちなみに四階建てでした。 落ちて割れてる、枝で風に揺れてる庭木の実はたぶんアケビ? かと思ったけど違うな…… ※アケビはあんな形じゃなかった気が……。 帰り道の橋の上、私の前15メートルに前を…
500文字の心臓の116回のタイトルですよ。 辞書やら引いてないんだけど、シェルターって守るもの。守ろうとする側の、あるいは少なくともニュートラルな立場での言葉かなあと思った。攻撃したい側から見たら、壁だろうなと思ったのだ。で、自作は、まあカタツ…
祝・ザッハトルテ!! 私、ガトーショコラガトーショコラ言ってました。ザッハトルテのようでした。さんざん、ガトーショコラが良いのに、良すぎてガトーショコラでお話書けないなあと思っていたのですが、〆切も過ぎ、いろいろ過ぎた後で、あ、「ガトーショ…
下はなんの畑だったのか、草がぼうぼうだった気もする道路に面したその一角の、上はトンボ畑だった昼は蝉が鳴き、夜は秋の虫が鳴く畑の下は夏で、畑の上は秋たくさんの小さめのトンボが飛んでいて、いくらか日差しの緩んだ、それでも暑い八月の宙を
高校に入学して四日目の朝。 シュークリームに捕らわれてしまった。というか、人から見るとどうもわたしは、シュークリームになってしまった、ようだ。 考えてみるに、高校生になったらもしかして彼氏とかできるかな、なんて三日間思いを馳せ続けていたわた…
時間は経ち、 あの日から時間は経っていき、 つるつると時間は流れていき、 その分、あなたが遠くなる。 私と一緒にいきているあなたはどのくらいいるのか。 あなたと一緒にしんだ私はちゃんといますか? そんなことを書いている私は、ここに一人いる。 涙で…
鈴には二種類ある。人が作ったものと、自然に増えたものと。自然に増える場合はサボテンのように鈴から小さな鈴が生えてくるのだと聞いたが、生えているのを私自身は見たことがない。私のように鈴に関わる仕事をしている人間を除くと、ほとんど知られていな…
<鈴の子>が迷い込んで来た。 愛らしい音で午睡から目を覚ますと、畳の上を転がっていたのだ。私は面白半分に、<鈴の子>に、鈴をつけてみた。引き出しから、わざと同じくらいの大きさの鈴を選んだ。まるで双子のようになった。音は少し違う。<鈴の子>が…
好きな車窓は、田んぼの風景山のふもとに、広がる田んぼミニチュアの軽トラがあそこに見える好きな車窓は、知らない街中通り過ぎるだけ 行ったことのない店の看板何度も通る、通るだけの、知らない街中好きな車窓は、水平線海の色、空の色、海の波、空の雲今…
お久しぶりです。(笑)
枯れかけたシロツメクサの五月 完全に茶色くなった花をつけた六月 その花だと分かるのは、 白い花も咲いているから
今頃の時期、つまり五月の終わり頃から お休みの日になると、 あちらやそちらの家々の脇に 赤やピンクの花の咲いた、 プラスチックらしい白い鉢を見つける
はい、ごめんなさい。まだ書けていません。……ああ、そうですね、謝っても仕方がないですよね。締め切りは、はい、覚えています、二〇一二年、三月二十日、春分の日です。……はい、そうです。私はまだ書けていないのです。※このお話はフィクションでしょ?----…
朝の少女 (新潮文庫)作者: マイケルドリス,Michael Dorris,灰谷健次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/12メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 8回この商品を含むブログ (19件) を見る森の少年作者: マイケルドリス,Michael Dorris,灰谷健次郎出版社/メー…
一番気にかけてくれるあなたがいなくなり、 それでも、気にかけて、覚えていて、わざわざ聞いてくれる人がいました。 声をかけてくれる人がいることのありがたさを思ったり、 あなたの大きさを改めて思ったりしました。
やりました。111回目で、自作でしたよ! で、△が1!(もはやこじつけ? 笑)おにぎりとココアは私も合わないと思う。それまで指摘されなかったので、後半になって指摘してもらえて嬉しかった。それで、よく考えたら、その組み合わせ、交互に食したりはしない…
道路沿いの家に実ったみかん車道にまでこぼれ、お出かけ
【グルメ】「カフェ ディライト」 断然オススメはパンケーキ。牧場直送の新鮮な牛乳、卵、バターを使い、ふんわりと焼かれたケーキの上には、ラズベリーとブルーベリー二種類のジャムが添えられた素朴にしてリッチなパンケーキです。思わずおかわりしちゃう…
【こもれび情報】「駅前広場の噴水」 駅前の広場には小さな噴水があり、毎日午後三時になるとオルゴールの音とともに盛り上がりを見せます。そして晴れた日には、一色だけの虹(?)がかかります! 月曜は紫、火曜は赤、水曜が橙色、黄色の木曜、金曜は緑、…
【あそぶ】「ひかりが丘」 遊具も噴水もベンチも木陰も何もない広々とした草っぱら。だけど晴れの日の多いひかり町では、子どもたちが思う存分走り回れる絶好の遊び場となっています。お弁当を持ってご家族そろってピクニックはいかが?【ものがたり】「切り…
とりかへばや物語(1) 春の巻 (講談社学術文庫)作者: 桑原博史出版社/メーカー: 講談社発売日: 1978/10/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (3件) を見る 作者不詳なんですね。平安時代後期ですかそうですか。えっと、平安時代…
勝手なことをと、君は雲の巣を蹴飛ばした。怖がったふりの彼女たちは黄色くきらきらと煌めき暮れ、煙と消える。くすくすけれん味のある声が口内で木霊する。君と雲との結婚は叶わず、鞄を担ぎ、傘で舵を切り下降する。乾いた風がかたかたと欠けていくと、彼…
あの電線をずっと辿ってったら夕焼けの国ほんとに?答えより早く夜は落ちて夕焼けも国も私も電線もみんないっしょくた
日が落ちて 西の空に、細い月と一番星それに、はかなげな雲 きらり輝く本物の(太陽の)光 華奢で精巧(に見える) なんて手の届かない そして池もない
失くしたもの流れたもの帰ってこないもの今日が晴れで良かった。月はきっと明日も昇る。