2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『とりかへばや物語』

とりかへばや物語(1) 春の巻 (講談社学術文庫)作者: 桑原博史出版社/メーカー: 講談社発売日: 1978/10/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (3件) を見る 作者不詳なんですね。平安時代後期ですかそうですか。えっと、平安時代…

K

勝手なことをと、君は雲の巣を蹴飛ばした。怖がったふりの彼女たちは黄色くきらきらと煌めき暮れ、煙と消える。くすくすけれん味のある声が口内で木霊する。君と雲との結婚は叶わず、鞄を担ぎ、傘で舵を切り下降する。乾いた風がかたかたと欠けていくと、彼…

緩やかい平行線

あの電線をずっと辿ってったら夕焼けの国ほんとに?答えより早く夜は落ちて夕焼けも国も私も電線もみんないっしょくた

超高級アクセサリ

日が落ちて 西の空に、細い月と一番星それに、はかなげな雲 きらり輝く本物の(太陽の)光 華奢で精巧(に見える) なんて手の届かない そして池もない

五時、満月みたいな月が出ていた

失くしたもの流れたもの帰ってこないもの今日が晴れで良かった。月はきっと明日も昇る。